医療施設と住宅を中心に、リフォームもいくつか手がけています。
リフォームは以下の項目がポイントになります。
●建物を使いながら、無理なく工事ができるか。
●特に工事中の安全確保や、騒音発生期間の短縮への配慮。
●耐震補強や、断熱など、デザイン以前の建物の性能向上への配慮。
特に、医療施設でのリフォームの目的は、新たな医療技術や、
医療に対する新しい考え方に基づくものである事が多いのが特徴的です。
具体的には以下のような内容です。
●患者のプライバシー確保の為の、診察室の個室化や中待ちの廃止。
●検査法や手技における新しい医療技術に対応するための、新たな空間の創出。
●患者のアメニティーに配慮した待合や病室、デイルーム、患者食堂などの整備。
●IT化や院外処方の導入で不要となったカルテ庫・調剤室のなどのサーバー室などへの改装。
リフォームの場合、建物が使用中であり、特に競争入札の場合、
十分な事前調査が困難な場合が想定されます。
着工し、内装を解体したり地面を掘ってはじめてわかる問題点は、
予算外の出費となりやすく、ある程度の予備費は確保しておく必要があります。 |