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T.調べる

建築には機能が付いて回ります。
機能上、比較的簡単に思われがちな住宅建築においても、その家庭にとって、何をどうするのが重要なのか? それを形にするとどうなるのか? 立地上の特色は? 将来の変化への対応は?
といった事柄を調べ、理解することは計画の第一歩です。

U.考える

必要な機能を満たすために、建物の構成を平面的・立体的に考えるのは、もっとも重要な計画者の仕事です。そしてその機能を十分に発揮させるための、最適な構造計画・設備計画のあり方も考えます。
たとえば将来の変化に対応する、とのテーマであれば、医療施設であれば建物内部の柱はできるだけ減らし、コンクリートなどによる硬い壁を間仕切り壁としないような構造計画とし、住宅であれば建具や家具による間仕切りが考えられないか、などが検討の対象となります。

V. 創り出す

設計は無から有を創り出す作業です。古今東西のすぐれた建築には必ずそれを計画した人がいます。
パルテノン神殿や、法隆寺の計画者が引いた線の延長上に自分の仕事がある、との思いには身が引き締まります。

 
 
 

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